前へ
次へ

女の子の七五三について

女の子の七五三は、三歳と七歳の二回お祝いをするのが基本です。
これは、自分の住んでいる地域の氏神様に参拝して、ここまで無事に育った感謝を伝えて、合わせてこれからの成長も祈願するという行事です。
女の子が三歳と七歳にお祝いをするのには、平安時代頃の風習が関係しています。
まずは三歳の時についてですが、これは「髪置きの祝い」という儀式に由来しています。
平安時代頃には、三歳までは髪を伸ばさずに剃っているのが一般的でした。
それが三歳を境にして髪を伸ばすようになります。
その最初を祝うという儀式が元となっています。
次に七歳のお祝いについてですが、こちらは「帯解きの祝い」という儀式に由来します。
平安時代頃は、七歳までは着物に付いている紐で着物を着るのが一般的でした。
それが七歳からは、ちゃんと帯を使って着物を着るようになります。
これを祝う儀式が七歳の七五三の元となっています。

Page Top